Alive

今日は第3回のメルマガをお届けしましょう。

■第3回 alive(生きている)

The lambs are still alive, but the ewes are dead.

[ざ らむず あぁ すてぃる あラいぶ ばっと ざ ゆーず あぁ でっど]

意味:子羊たちはまだ生きているが、しかし雌羊たちは死んでいる。

lamb: 子羊、子羊の肉
ewe: 雌羊(ram: 雄羊、sheep: 羊)
still: まだ、静かな、静止した
alive: 生きている
dead: 死んでいる

今日は「alive」 について、ちょっとお話しましょう。

この「生きている」という意味の単語は、名詞の前に置けないことでよく知られていますね。つまりany alive man とは言えず、any man aliveという形になります。

しかし、なぜこのような決まりができたのか説明できる人はほとんどいないのではないでしょうか。このような時、語源を見ると意外にも簡単に謎が解けるのです。

このalive という言葉の語源は実は「 on life」 なのです。Nowadaysやcuppa の回でも触れましたが、この「on」 は前置詞で強く発声しませんので、ぼやけた音になりやすく、子音「n」の音が抜け落ち、曖昧母音「ə」 のみになってしまうのです。そして、「o」 の文字が 「a」 となって「life」と繋がってしまい、alifeがaliveへと変化したのです。

 要するに、any on life man とはいう語順はあり得ず、any man on lifeという以外にないということなのです。英語って難しいようで、割と単純ですよね。

ではまた明日。

草々
Penta

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