今日はメルマガ第6回の内容をお届けします。
■第6回 Sell(売る、売られる)
These onions are selling at thirty cents each.
[ぢーず オにおんず あぁ セりんぐ ぁっ サーてぃ せんつ いーち]
(カタカナがアクセントのあるところ)
意味:これらの玉ネギは一つ30セントで売られている
these: これら (thisの複数形)
onion: 玉ネギ (長ネギはspring onion)
sell: 売る、売られる、売れる
cent: セント
each: それぞれの一つ
今日は、「sell」についてお話しましょう。
この「売る」という意味の動詞は皆さんもよくご存知だと思います。そして皆さん、「Sale」は大好きですよね。これは 「sell」 の名詞形です。「Sale」とあれば、それは安売りの印ですし、「Now on sale」と言えば発売中ということです。
「Sold Out」 なんて言葉も聞いたことがあると思います。「売り切れ」という意味ですね。「sell」の過去形、過去分詞が「sold」です。イギリスの住宅街を歩いていると、家の前に 「For Sale」 とか 「Sold」 という立て札をよく見かけます。「売り出し中」と「売約済み」といった意味です。
英単語には必ずと言っていいほど、変形や親戚の言葉がありますので、それらを関連づけて覚えておくとと、思い出しやすくなります。
さて、前置きが長くなりましたが、今日のポイントは「自動詞のsell」です。
目的語の付かない動詞を自動詞と言いますが、
自動詞としての「sell」は、目的語(〜を売るの「〜を」の部分)を取らないのです。え、じゃ、何を売るの?と疑問に思われるかもしれません。
この場合、売られている物が主語になり、「売られる、売れる」という意味になるのです。例えば、「These onions sell.」 となります。
一方、他動詞の「sell」は、「〜を売る」ということなので、売られているものが目的語で、「The shop sells onions.」 となります。
普通、目的語が主語になる時、「れる、られる」の形の受動態(受け身:be動詞+過去分詞)をとるのですが、「sell」の場合は自動詞に「れる、られる」の意味が含まれているのです。便利なのか、ややこしいのか…。
ではまた。
草々
Penta
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