今日は、メルマガの第8回の内容をお届けいたします。
■第8回 advise A to B(AにBするように忠告する)
I advised him not to visit such a place.
[あい あどバイずどぅ ひむ のっとぅ ビずぃっと さっち ぁ ぷれいす]
(カタカナがアクセントのあるところ)
意味:私は彼にそのような所を訪れないように忠告した。
advise: 忠告する、アドバイスする (名詞形は advice)
advise A to B: AにBするように忠告する
visit: 訪ねる、訪問する
such: そのような
place: 所
皆さん、アドバイスという言葉はご存知ですよね。これはもう日本語ですね。これの元の言葉にあたるのが、advise(あどバイず)です。日本人は「ad」にアクセントを置いてしまいがちですが、正しくは「vi」の所にアクセントを置きます。
さて、今日のポイントは、「動詞+人+to+動詞」の型です。このような型は数多く見られます。例えば、「tell」 や「 ask」 などが有名ですね。これらの動詞の目的語の「人」の後に 「to+動詞」が続くと、その「人」が後の動詞の動作主になります。
ですから、「advise A to B」では「AにBするように忠告する」という意味になります。「ask A to B」 でしたら「AにBするように頼む」という意味ですね。
この「to+動詞」の部分を否定形にしたい場合、「to」 の前に「 not」 を置くだけです。これだけで、「しないように」という意味になります。簡単ですね。
ところで、今日出て来た 「advise」 と 「visit」 という二つの単語、実は親戚だということ、ご存知でしたか。
普通、「忠告する」と「訪ねる」はあまり結びつきませんよね。でもよく見てください。二つとも「vis」の文字が入っていますね。実はこれ、「see 見る」という意味なんです。
「ad」は「to( 〜へ)」という意味ですから、「advise」とは元々「〜の方を見る」という意味なんです。
では、「visit」は元々どんな意味かというと、「見に行く、見物する」という意味です。関係ある言葉としては、「vision 視界、視力」「visual 視覚の」「visa 査証」などがあげられます。
みんな「見る」ことに関係してます。なんか漢字のへんやつくりに似てますね。
ではまた
草々
Penta
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