今日はメルマガ第11回の内容をお届けしましょう。
■第11回 graduate(卒業する)
My son graduated from the University of Cambridge.
[まい さん ぐラじゅえいてぃど ふろむ ざ ゆにバーすぃてぃ おぶ ケンぶりっじ]
(カタカナがアクセントのあるところ)
意味:私の息子はケンブリッジ大学を卒業した。
graduate: 卒業する、進む、目盛をつける
from: 〜から
university: (総合)大学
春といえば、卒業と入学の季節ですね。今日もどこかで卒業式が行われていることでしょう。卒業式では卒業生が主役なのはもちろんですが、実は親御さんも主役なんですよね。家族で盛大にお祝いしましょう。
さて、「卒業する」を英語で言うとき「graduate」と言う単語を用います。これに前置詞「from」と学校名をつけるだけでよいのです。つまり、「graduate from 〜」で、「〜を卒業する」という表現になります。
自己紹介などで出身校をいう場合も多くありますので、自分の母校を例文にして練習するとよいでしょう。
ところで、卒業といえば、学校の「成績」も気になるところですが、「成績」を英語で何と言えばよいのでしょうか。答えは「grade」です。
何だか、「graduate」と「grade」は似てますよね。実はこの二つは兄弟の関係にあたり、ラテン語の「gradi(歩く、進む)」が語源なのです。
「graduate」には「目盛をつける」という意味もありますから、何だか進行具合を表す言葉のイメージが湧いてきませんか。卒業も「目盛」ですし、成績も「目盛」ということになりますね。
この他に「gradual」なんて言葉もあります。これは「段階的な、緩やかな」という変化の推移を表す形容詞です。目盛を一つずつ進んでいる感じがしませんか。さらに、「gradation」という言葉、つまり「グラデーション」は既に日本語ですね。段階的に変わっていくことです。
今日もまた皆さんの英語が「grade up」しましたね。
ではまた。
草々
Penta
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