台湾旅行の喜録 その10 居酒屋楽し〜ふぉ〜

台湾旅行の喜録

S君夫妻と合流するためレトロ溢れる迪化街を後にした僕たちは、MRT東門駅周辺のエリアに向かった。僕らが到着して間もなく、新婚ほやほやのS君夫妻がやってきた。まずS君が僕たちを案内した所は台湾式マッサージのお店。旅の疲れをとって欲しいというS君の心遣いやった。

みんなで並んで足のマッサージを受けていたら、ロンドンくんについていたマッサージ師のお兄さんが何やら話しかけてきたんや。S君が通訳してくれはった所によると、ロンドン君の人相、特に鼻が将来お金持ちになる相をしてるんやて。へえ〜、それはええことを聞いた。ロンドンくん、僕のために一生尽くしてくれなはれ!笑

気をよくしていたロンドンくが突然「痛っ〜」と声を上げた。

どないしたんかと見たら、ロンドンくんは足の親指の先をマッサージされるのがめっちゃ痛いらしい。どこか体に悪いところがあるんやって。ロンドンくんがマッサージ師のお兄さんに「どこが悪いの?」と聞いたところ、「頭」と即答されとった〜笑 足ツボ嘘つかな〜い笑

さて、心身の疲れを癒したところで、僕たちは二班に別れて行動することに。S君夫妻がロンドン君と僕を、台北で由緒ある寺院に案内してくれはった。

「ロンドンくん、何をお祈りしたん?」

「こんなに楽しい旅に来られたことを感謝して、みんなの旅の安全をお願いしたんだよ」

「ま、まともやん・・・ま、確かにロンドンから戻ってきてからの3年間いろいろ頑張ってきたから、神様がご褒美くれたんやね。」

「そうだな。まあ、お前は何もしてないけどな・・・笑」

「そんなことないもん!一所懸命、ロンドンくんのこと応援してたもん!」

「そうか、それはありがとうな。笑」

寺院を参拝した後、次は台湾伝統スイーツの豆花と焼仙草ゼリーの美味しいお店「阿草的店」に案内された。僕はS君のおすすめで焼仙草ゼリーをいただいたで。

「ロンドンくん、これやさしい甘味で、温かくて美味しいなあ。でも、先生に内緒でこんな美味しいもん食べとったら後で怒られるで・・・」

「大丈夫だ。これからみんなで夕飯を食べにいくお店で先生にたらふく美味しいもんを食べさせて、注意を逸らすんだ。先生にどんどん勧めるんだぞ、いいな、頼んだぞ!」

「よし、わかった!僕らの命がかかっとるんやな!」 

そして、いよいよ僕らは先生と合流して夕食を食べに向かった。お店はS君おすすめの台湾風居酒屋!

S君も僕らの生命の危機を知って、たくさん注文してくれはりました。それ、先生にたくさん食べさせるんや〜

「ロ、ロンドンくん、僕がおすすめしなくても先生モリモリ食べてはるんやけど・・・」

「そ、そうだな・・・俺たちの先生は、やっぱり食いしん坊先生だったな・・・」

「ロンドンくん、先生に全部食べられてしまう前に、僕たちも食べないと!」

「そうだな、急げ!」

というわけで、それから楽しい楽しい居酒屋タイムが始まりましたとさ、おしまい、ふぉ〜。

おまけ

たらふく食べた後、S君は僕たちをおしゃれなバーに連れて行ってくれました。

「ペンタ、お前、ふぉ〜なんていつ覚えたんだ?」

「なんや、覚えておらへんのか?ロンドンくんがこの間酔っ払ってカラオケ行って、ふぉ〜、ふぉ〜って叫んどったんやないか笑」

「お前、それ誰にも言うんじゃないぞ」

「ロンドンくん、飲み過ぎには気をつけような・・・笑」おしまい

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