今日はメルマガ第17回の内容をお届けします。
■第17回 witness(目撃者、証人)
He is a key witness at the trial.
[ひー いず ぁ きー ウィっとねす あっと ざ とライある]
(カタカナがアクセントのあるところ)
意味:彼はその裁判での重要な証人だ。
key: 鍵、解決の鍵
witness: 目撃者、証人
trial: 裁判、試み
今日は、「witness (証人)」のお話をしたいと思います。外国の映画やドラマの裁判のシーンでは欠かせませんね。
さて、「witness」という単語ですが、これは二つの部分からできています。お分かりになりますか。「wit」と「ness」です。「-ness」は語尾について名詞化する定番の接尾辞ですね。例えば「happiness(幸福)」という言葉は皆さんよくご存知ですね。
では、「wit」とは何か。あれ、日本語でも「ウィットに富む」なんていう表現をよく聞くなあ、と思われたかもしれませんが、実はその「ウィット」と同じことなのです。
辞書で「wit」を引くと、「理知、知力、知恵、頓知」という意味が出てくると思います。日本語として定着しているのは「頓知」という意味ですが、全てに共通していることは「知」という意味ですね。つまり、もともと「wit」は「知る」という意味なのです。
したがって、「witness」とは「知ること」という意味になります。英語って単純ですね。
付けくわえますと、「witness」は「目撃する」という意味の動詞としても使われます。え?「-ness」って名詞を作るって言ったじゃん、とお思いでしょうか。
折角なので今日はついでに英語のいい加減さも「witness」しておいてください。
ではまた。
草々
Penta
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