台湾旅行の喜録 その2 台湾ついたで!

台湾旅行の喜録

初めて降り立った台湾。気温は25℃位で、少し蒸し暑いくらいやったけど11月の日本はもう寒かったし、過ごすのに快適やった。

台湾松山空港に着陸する時に窓から外を見て驚いたけど、この空港は街との距離がほんと近い。感覚としては、飛行機が街の上に降りていく感じやった。ちょっとドキドキしたで。そんな中、僕の頭の中には台湾が生んだアジアの歌姫テレサ・テンの「空港」ではなく「つぐない」が何故かずっと流れていた。後でロンドンくんに言ったら、あいつ大爆笑しながら

「なんで『空港』じゃなくて『つぐない』なんだよ笑。これから爆食いする罪悪感をお前の小さな頭も流石に感じたんじゃないのか?」

「そんなんちゃうわ!きっとテレサさんの魂が僕に乗り移ったねん」

「いや、だからなんでそれで『つぐない』なんだよ。あ、そうそう、テレサ・テンのお墓は台湾の北端に近いところにあるからもしかしたら飛行機で近くを通ったかもな」

「え・・・まじ?・・・テレサさんは僕に何をつぐなえと・・・」

「お前の毒舌か腹黒じゃないか笑」

「ち、違うもん!」

とまあ、こんな言い合いをしているところに食いしん坊先生が飛行機から出てきて、一緒に入管へ。

無事に入管を通過して、スーツケースを受け取って、空港を出る前に銀行で両替して現金を入手。改めて円安を実感するロンドンくんであった。

滞在するホテルは中山区にあって、MRT松江南京駅から歩いて5分くらいのところ。松山空港からは1回乗り換えありの3駅先ということで、ホテルまでMRTで行くことに。とうことで、駅に移動して、日本で言えば「Suica」や「Pasmo」にあたる「悠遊カード」を購入。一枚100台湾ドル(日本円で約500円)で、そこに100台湾ドルをチャージ。MRTは1回乗るのに20台湾ドルかかるんやけど、これは安い!

悠遊カードを持つペンタ

空港からホテルまでは、まあ、順調と言えば順調やったけど、エスカレーターやエレベーターがないところもあって、先生は流石に階段ではちょっとしんどそうやった。それを見てロンドンくんは帰りは空港までタクシーで来ようと心に決めたらしい。でも、この日は先生頑張ったぞ!

無事ホテルにチェックインした後、僕らはいよいよご飯を食べに出かけたんや。目的地は、士林の夜市。S君のお友達であり先生やロンドンくんのお友達でもあるYさんご夫婦が、我々を夜市に案内してくれることになったんや。僕たちはMRT剣潭駅で待ち合わせをして、いざ夜市へ向かった。そこは予想以上に美味しいものと人々の活気で溢れる、夢のような街やった!

まずな、最初に台湾ビールで乾杯や。台湾に着いてから何も口にしてなかったので、めっちゃ美味しかったなあ。このお店の看板メニューを注文して、それが来るまでの間、これを食べてとYさんに出されたのが、冷やし中華に似た麺。あっさりめの味に胡麻のペーストが和えてあって、意外と上品な味で美味しかった〜。

(食いしん坊先生撮影)

さあ、そしていよいよ、ここの看板メニュー、臭豆腐の登場や。

(食いしん坊先生撮影)
(食いしん坊先生撮影)

実はな、このお店に入ったのは、ロンドンくんが臭豆腐という台湾のソウルフードをまだ一度も食べたことがないというのを知ったYさん夫妻が「ぜひ食べて」というのが理由やった。ロンドンくんは、実は先生が臭豆腐は苦手と知っとったんで、わざわざそこでなくてもと思ったらしいが、流石は先生、そこに決めはった。

さて、初めて臭豆腐を口にしたロンドンくん、感想は?

ロンドンくん「何これ、めっちゃうまい!」

みんな「匂いは気にならない?」

ロンドンくん「全然気にならないけど。俺、元々くさい食べ物結構好きだし。納豆、くさや、鮒鮨とか」

とまあ、何ともつまらん答えでした。

え、僕の感想ですか?そりゃ、ふつうに美味しかったで。ちなみに僕の鼻に見えるのは嘴やから、鼻、ないねん・・・

さて、苦手な臭豆腐を目の前にここまでおとなしい食いしん坊先生でしたが、この後、本領を発揮することになります。それは次回のお楽しみ。つづく・・・

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