今日はメルマガ第12回の内容をお届けします。
■第12回 marry(結婚する)
Michael married a very beautiful woman.
[マイける マりーどぅ ぁ ベりー ビューてぃふる ウーまん]
(カタカナがアクセントのあるところ)
意味:マイケルはとても綺麗な女性と結婚した。
marry: 結婚する (過去形:married)
beautiful: 美しい
woman: 女性
さて、今日は日本人がよく間違えてしまう「marry」(結婚する)についてお話しましょう。
以前、自動詞と他動詞の違いをお話ししましたが、覚えていますか。他動詞は目的語という「他」者を必要とする動詞でしたね。今日の単語「marry」もそんな他動詞の一つです。従って、「marry」の後には結婚する相手が目的語として続かなくてはなりません。
つまり、「私と結婚してください」というとき、「Will you marry me?」となります。
日本人は、「marry」の後に前置詞「with」を付けたがる傾向がありますが、それは必要ありません。
また、「結婚する」には別の言い回しもあります。この場合、「marry」という動詞ではなく、形容詞扱いの「married」を用います。形容詞とは、名詞を修飾して、その状態を表す言葉です。したがって、「married」とは、結婚している状態を表します。
この時、状態を表す動詞である「be動詞」、つまり「is、am、are」と一緒に使い「be married」とすれば、結婚している「状態」にあるわけです。
そして「be動詞」の代わりに「get」を用いると、その状態に入るという「動作」を表します。つまり、「get married」は「結婚する」という意味になります。
しかし、これは他動詞ではありませんので、結婚相手を目的語で言い表せません。そこで、前置詞で繋げてしまおうという発想になります。
日本人の感覚では、ここで迷わず「with」を使おうとするのですが、これはいけません。この場合、「to」を用いて、「get married to」とするのが一般的です。なかには「with」でも間違えではないという人もいるのですが、かなり少数派のようですので、正しいと言われている「to」で覚えてください。
さて、プロポーズを間違えずに出来るようになったところで、最後に「woman」の語源について。
ご存知の通り「man」が「男性」、「woman」が「女性」を意味しますが、「woman」には「man」にない「wo」がついていますね。これ、何でしょうか?実はこれ「子宮 womb (うーむ)」のことなのです。
ではまた。
草々
Penta
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